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産後の抜け毛中にパーマやカラー、縮毛矯正するときの注意点

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産後の抜け毛は出産後2が月ほど経過したころに脱毛が増えることです。
妊娠時よりも体内の女性ホルモン量が減少し、ホルモンバランスが乱れることで起こる現象です。
通常は半年くらいで脱毛の症状がおさまり、ほとんどの方が妊娠前の毛周期に戻ると言われています。
急に毛が抜けてびっくりする方も多いので、妊娠中から助産師指導などであらかじめ説明をしてくれる病院もあります。
ただ、心構えはしていても予想以上に脱毛量が多いとショックですよね。
中には1年以上脱毛が止まらないので不安になる方もいらっしゃいます。
髪型を変えたり、カラーリングをしたり、髪は女性のおしゃれにとって重要な要素ですよね。
とはいえ産後の抜け毛の症状が出ている最中に
パーマ、カラーリング、縮毛矯正をするのは頭皮に負担がかかりますので注意が必要です。
 

カラー剤やパーマ液は頭皮に負担がかかる

 
産後の体は回復や母乳にエネルギーをとられるので疲れやすくデリケートです。頭皮も例外ではありません。
今まで何の問題もなかったカラー剤やパーマ液で皮膚が荒れてしまったり、痒みや湿疹が出てしまうこともあります。
もちろん全員がそうなるわけではなく、中には産後2か月でどうしても白髪が我慢できなくなり染めに行ったという方もいます。
このようにどうしても染めたいという場合は、美容室によっては常備していない所もあるかもしれませんが、
なるべく天然成分主体のカラー剤を使用し、あまり薬剤が頭皮につかないように注意してもらうとよいでしょう。
 
また、くせ毛がひどい方は縮毛矯正をしに行きたいという方もいます。
縮毛矯正は薬剤によりいったん髪のシスチン結合とう結合を切断して真っ直ぐに伸ばし、再度結合させています。
髪の構造を薬剤によって強制的に切断するので、髪へのダメージはカラーよりも大きいものとなります。
パーマ液も同様です。いったん髪の構造を解放させて作りたい形状に整え、
再度結合させることでウェーブやカールを作り出しています。
よく、カラーやパーマをしていると染みていないですか?と聞かれることがあると思います。
頭皮ももちろんタンパク質からできていますので、薬剤により変性してしまったりするリスクがあるのです。
 

どうしてもパーマや縮毛矯正したいなら

 
パーマや縮毛矯正はデリケートな産後の頭皮を考えるとできれば避けた方がよいのは言うまでもありません。
しかしお洒落を以前のように楽しみたいと考えるのも当然のことです。
どうしてもパーマや縮毛矯正をしたいなら、必ず美容師さんに髪の健康状態をチェックしてもらい、
OKが出た時だけ行うようにしましょう。
特に完全母乳でお子さんを育てていると母乳で赤ちゃんを成長させるわけですから、
母乳に栄養が行き、自身は栄養不足に陥りがちです。
脱毛だけでなく枝毛が増えたりパサついたりしてしまう方もいらっしゃいます。
パーマや縮毛矯正後は薬剤をしっかりと落としてもらい、
トリートメントで髪の保護をしたり、ヘッドスパなどの頭皮ケアをしてもらうのもよいでしょう。
 

産後の抜け毛中の頭皮ケアには女性用育毛剤がおすすめ

 
家でも簡単にできる頭皮ケアとして、女性用育毛剤があります。
産後の脱毛は悩む方も多いので商品も多数開発されており、ほとんどが無添加で天然成分由来の育毛剤です。
頭皮が固くなると毛の質も悪化し、切れ毛や枝毛、抜け毛が増えてしまうことがあります。
産後は育児で数時間おきに授乳をしなければならないのでなかなか外出も難しいですよね?
周りの協力をえられれば赤ちゃんをあずけて外出もできますが、
心配でなかなかゆっくり出かけようという気にはならないものです。
そんなときに育毛剤は自宅でセルフケアができるので、とても便利なアイテムです。
女性用育毛剤も薄毛対策に取り入れてみてはいかがでしょうか?
 
 
川崎中央クリニックでは、薄毛のお悩みに関して
無料メール相談と無料カウンセリングを行っておりますのでお気軽にお問合せ下さい。

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院長南部 正樹医学博士

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  • 防衛医科大学校病院 形成外科 技術指導医
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