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じつは逆効果!? 間違った頭皮ケアはフケの原因

最終更新日:
公開日:

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人よりも清潔を心掛けているのに「フケ」が出てしまう人は少なくありません。
 
フケは頭皮が乾燥することで剥がれやすくなった角質層のことを指します。特に冬の場合は乾燥が進みやすく、フケにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
 
日々の習慣の見直しから始めるといいでしょう。
 
良かれと思って行っていたことが実はフケを生み出す原因になっているかもしれませんよ。
 

濡れた頭皮をマッサージ

 
お風呂に入ったりシャワーを浴びて血行を良くし、少しでも柔らかい状態にしてから頭皮マッサージをすることでマッサージ効果が高まると勘違いしている方が多くいます。
 
しかし、実際は逆効果。
 
濡れている頭皮は想像以上にデリケートで、その状態の時に指圧などを行うと頭皮にダメージを与えてしまって、さらに角質層が剥がれやすくなります。
 
また、指を立てたマッサージは刺激が強く、頭皮を傷める原因の1つとなるので注意して下さい。
 
頭皮・髪が乾いた状態でマッサージをするのが基本です。特にシャンプー前が適切だと考えられています。
 
手のひらで包み込むようにし、頭皮を動かすだけでも十分マッサージ効果に期待できるでしょう。
 

洗浄力が強すぎるシャンプー

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フケを見ると「ちゃんと髪を洗わなきゃ」という気持ちが働き、髪がサッパリする洗浄力の高いシャンプーを使いがちですが、これも頭皮に悪影響です。
 
ある程度の皮脂は良い頭皮環境の必須項目。デリケートな頭皮を保護する役割を持ちます。
 
また、皮脂は剥がれた角質層と混ざり合って皮脂膜を作るので、フケの防止には皮脂が欠かせません。
 
しかし、洗浄力の強いシャンプーの使用や、爪を立てて洗うことで皮脂が必要以上に除去され、頭皮を保護するバリア機能が失われるので、炎症やフケを発生させてしまいます。
 
フケが気になる方はしっとりタイプのシャンプーをご使用ください。また、1日2回以上髪を洗っている場合は1日1回に留め、シャンプーの量を減らしましょう。
 

フケを取り除くブラッシング

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髪に付着したフケを取ろうとブラッシングしている場合ももちろんNG。
 
フケが出やすい方は頭皮が乾燥していることが多いのですが、乾燥した頭皮にブラシをあてがえば剥がれやすくなった角質層はすぐにダメージを受け、フケへと変わっていきます。
 
ブラッシングの本来の目的は髪についたホコリを取る、ヘアスタイルを整えるなどで、必要以上のブラッシングは頭皮環境に悪影響です。
 
もちろん、見た目の問題からブラッシングせざるを得ないこともあるのでしょう。それでもフケを改善させるためには、ブラッシングはほどほどに抑えておかなければなりません。
 
いかがでしたか?
 
中には今回紹介したNGケアを行っていて、ギクリとした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
フケの除去は清潔感をアピールするためには不可欠です。女性からの評判にもつながるので、日々の習慣を見直してフケの改善を目指しましょう。

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院長南部 正樹医学博士

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