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人の髪の毛にも「寿命」があることをご存じでしょうか?
一度生えた髪の毛も永遠に伸び続けるわけではなく、一定のサイクルを経て自然に抜け落ち、新しい毛へと生え変わります。
しかし、薄毛の方の髪はこの「毛の寿命」が短くなっていることが多く、これがボリュームの減少や地肌の透け感につながります。
今回は、髪の寿命=ヘアサイクルの仕組みを、医学的な視点から詳しく解説します。
髪の毛は「毛母細胞」という細胞が分裂することで成長します。
この過程は大きく3つの段階に分けられ、「成長期」「退行期」「休止期」を繰り返します。

毛母細胞が活発に働き、髪が太く長く伸びる期間。
毛母細胞の活動が徐々に低下し、髪の成長が止まる期間。
毛が抜け落ち、新しい髪の準備を始める期間。
この一連の流れをヘアサイクルと呼びます。
男性では1本あたりの寿命が約3〜5年、女性では約4〜6年が平均とされています。
薄毛、とくに「男性型脱毛症(AGA)」や「女性型脱毛症(FAGA)」では、ヘアサイクルの“成長期”が極端に短縮されることが知られています。
原因の一つはジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンの影響です。 DHTは毛包(毛根)に作用して毛母細胞の活動を抑制し、成長期を数カ月〜1年程度にまで短縮させてしまいます。 結果として、十分に太く成長する前に髪が抜け落ち、細く短い毛(軟毛)が増えていくのです。
このように、「ヘアサイクルが短い=髪の寿命が短い」状態が、薄毛の進行と直結しています。
薄毛の改善には、まずヘアサイクルを正常化し、髪の寿命を延ばすことが大切です。
代表的なのが、AGA治療薬のプロペシア(フィナステリド)です。 この薬はDHTの産生を抑えることで、成長期を延長し、抜け毛の進行を防ぎます。 臨床研究では、1年以上の服用で約9割の男性に抜け毛抑制効果が認められています(※日本皮膚科学会ガイドラインより)。
また、女性の場合はDHT以外のホルモンバランスや血流の影響も関係するため、ミノキシジル外用薬や栄養療法(ビタミン・鉄・亜鉛など)を併用することが効果的です。
毛母細胞は睡眠中に活発に働くため、十分な睡眠(6〜8時間)をとることが基本です。
さらに、バランスの良い食事(タンパク質・鉄・ビタミンB群・亜鉛)や、血流を悪化させる喫煙・過度な飲酒の見直しも、髪の寿命を支える要素となります。
「抜け毛が増えた気がする」「髪が細くなってきた」それは髪の寿命が短くなり、ヘアサイクルが乱れているサインかもしれません。
こうした変化を感じたら、自己判断でのケアに頼るよりも、専門医による診察を受けて原因を見極めることが大切です。
川崎中央クリニックでは、男性の薄毛・AGA治療に特化した無料カウンセリングを実施しています。

毛根の状態やヘアサイクルを専門的に診察し、お一人おひとりに合った治療法やケアをご提案いたします。
また、来院に抵抗がある方や、まずは相談だけしてみたい方には無料メール相談もご利用いただけます。
髪の寿命を守り、健康な髪を取り戻したい方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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