【時代で流行は変わる】男性の髪型が歩んできた歴史

最終更新日:2015年08月11日
公開日:2015年08月11日

 
髪型の流行はファッションと同じで時代と共に変化してきました。
これまでどのような髪型が流行り、それがどのように変わっていったか。
各時代で流行した男性の髪型についてご紹介していきます。
 

1950年代に流行した髪形

慎太郎刈り
石原慎太郎が映画「太陽の季節」に出演した際にしていた髪形です。若者を中心に人気となりました。
スポーツ刈りの一種でやや前髪が長いのが特徴。

GIカット
アメリカ軍で流行していた髪型を模したもので、若者を中心に人気となりました。
短髪の角刈りでトップを長めにしているのが特徴です。

ダックテール
50年代にアメリカで流行し、日本にも普及した髪型。
ダックテールとは“アヒルの尻尾”を意味し、短めにカットした髪をバックに流し、アヒルの尻尾の様にカールさせているのが特徴です。
 

1960年代に流行した髪形

マッシュルームカット
ビートルズが愛用していた髪型で、ビートルズ人気と共に流行に。
前髪をパッツンと揃え、全体をマッシュルームの様に盛り上げているのが特徴です。

狼カット
ロックミュージシャンを中心に流行った髪型。
長髪にし、ややバックにウェーブをかけているのが特徴です。
 

1970年代に流行した髪形

ウルフカット
長髪で襟足をロングに、更に毛先にレイヤーを使用し部分的に毛をそいだ髪型。
若者を中心にヒットしました。沢田研二が愛用していた事でも有名。

健太郎カット
清水健太郎が愛用していた髪型で、世間的にも流行に。
パンチパーマの一種で、前髪を前に流しているのが特徴です。
 

1980年代に流行した髪形

テクノカット
音楽グループ「YMO」が流行らせた髪形。
刈り上げの一種で、もみあげを鋭角に剃り揃え、襟足を刈り上げているのが特徴です。

チェッカーズカット
チェッカーズ（特にボーカルの藤井フミヤ）が愛用していた髪型で、チェッカーズ人気と共に流行に。
テクノカットに似ていますが、テクノカットより前髪が長く不揃いに遊ばせているのが特徴です。

リーゼント
両サイドの髪をバックに流し、トップを盛り上げた髪型。
当時のロックミュージシャンや不良などの間で流行しました。
 

1990年代に流行した髪形

ロン毛
その名の通り、髪全体を女性のように長くする髪形。
木村拓哉や江口洋介が愛用していた髪型で、若者を中心に流行しました。

ツイストパーマ
90年代後半に、ワイルド系の層に流行った髪形。
パーマの一種で、毛先をねじりながら巻きつけていくのが特徴的です。
 

2000年代に流行した髪形

ソフトモヒカン
サッカー選手デビッド・ベッカムが愛用していた髪型で、通称「ベッカムヘア」。
トップをやや長めにした短髪で、トップを遊ばせているのが特徴的です。

ウルフカット
ワイルド系の層に流行った髪形。
トップをやや長めにした短髪で、かつ襟足を長めにしているのが特徴です。

外ハネパーマ
長髪にし、サイドと襟足を外にはねさすパーマです。
ジャニーズジュニア系の若手男性アイドルグループがよく使用していた髪型です。
 

2010年代に流行した髪形

アシメ ツーブロック
左右非対称な長さにし、どちらか一方に流している髪型。
若者からビジネスマンまで幅広く流行しています。

おしゃれ七三
7：3で分け目をつけ流す髪型。
分け方は旧来の七三と同じですが、サイドの毛の量を調整するなどややデザインカットとしているのが特徴です。

男性の髪型はこのように流行が変わってきました。
今も昔も髪型は「個性のアピール」に欠かせないので、これからもあらゆる髪型を楽しめるよう、しっかりと髪をケアしていくことをオススメします。